人といるのが好きだと思っていた私が、一人を選ぶまで

こんにちは。

今日は、最近あらためて気づいた「自分の特性」について書いてみようと思います。

私は小さい頃から友達が多いタイプでした。どちらかというと、いや、破天荒で陽キャ。本当にみんなでワイワイするのが好きな子どもでした。大人になってからもその感覚はあまり変わらず、人と会うのは好きだし、新しい輪の中にも積極的に入っていくタイプでした。数年前までは。だからずっと自分は、「一人よりみんな派」だと思って生きてきました。

でも、ここ数年でふと気づいたことがあります。

「あれ? 案外私、一人が好きなんじゃない?」

なんとなく、うっすら分かっていたことですが、一人でいる時間がとても心地良い。誰にも気を使わなくていい。無理して合わせなくてもいい。自分のペースで考えて、自分のペースで動ける。その感覚が、思っていた以上にしっくりきていることに気づきました。

昔は、あまり人に気を使うコミュニケーションをしてこなかった気がします。言いたいことはガンガン言うし、違うと思ったら違うと言う。でも最近は、「これは言わない方がいいな」とか、「何も言わないで合わせておこうかな」と思う場面が増えました。特に女性同士の集まりでは、共感や同調が前提になっているので、「合わせないといけない無言の圧力」のようなものを感じることがあります。

それぞれのコミュニティの中には共通の話題や価値観があって、それにどれだけ同調できるかが、実は日本人にとってとても大切なことなんだなと、今さらながら気づきました。(今更ながら…。ww)

私は昔から、誰とも群れないタイプなので、その「共通言語」がありません。だからこそ、その輪に入ったときの違和感がなかなか強い。共通の持ち物、共通のイベント、共通の服やメイク。そして私自身の性質として、「誰かと同じもの」にはあまり惹かれず、「誰かと違うもの」「新しいもの」「面白いもの」に惹かれる傾向があります。

だから自分の知らない世界の話を聞くのはとても楽しい。でもそこにあったのは、何年も何年も繰り返される同じ話題やコミュニティの話でした。同じ話が繰り返されるたびに、「あれ、これ前も聞いたな」と思ってしまう自分がいる。自分が今見ている世界や感じていることを話しても、「そうなんだ〜」で終わってしまうこともある。

そうこうしているうちに、自分の話はしなくなりました。自然と聞き役に回る。でも、それを続けていると、どこかで疲れてしまう。

だったら、一人で動いた方がいいんじゃないか。自分の興味のある場所へ行き、自分の好きなことをして、新しい景色を見た方が、自分の世界は広がるんじゃないか。そんなふうに思うようになりました。

今でも誘われれば行きます。たまにはみんなの近況も聞きたい。でも昔みたいに頻繁には行かない。そして気づいたのです。

「あれ、一人って案外平気。」

というより、むしろ心地いい。

ここで一番驚いたのは、何十年も生きてきたのに、自分のことをちゃんと分かっていなかったという事実です。「私は社交的だ」「一人よりみんなが好きだ」そんなセルフイメージを無意識にずっと持ち続けていた。でも人は変わります。環境も変わるし、価値観も変わる。環境も価値観もアップデートされているのに、自分のイメージだけが昔のままだった。

そのズレが、「なんとなく疲れる」「なんとなくしんどい」という感覚になって表れていたのだと思います。

だからこそ今は、意識的に自分を俯瞰するようにしています。今の私にとって、何が心地いいのか。何がしんどいのか。昔の延長線上で物事を選んでいないか。

昭和の時代は、「みんなで群れること」「仲間外れにならないこと」「輪を乱さないこと」が大切だとされてきました。協調性があり、空気を読み、集団の中でうまくやることが良しとされる時代。私も知らず知らずのうちに、その空気の中で育ってきました。

だからどこかで、「一人でいるのが好き」という感覚を少しわがままのように感じていたのかもしれません。みんなと同じ温度でいられない自分を、未熟なのではないかとさえ思っていたかもしれません。

でも今は、「個」を大切にする時代です。それぞれが違っていいし、無理に群れなくてもいい。自分の心地よさを優先してもいい。それなのに私は、知らず知らずのうちに昭和的な価値観を引きずり、「ちゃんと付き合わなきゃ」「みんなと同じでいなきゃ」と自分を縛っていました。

そしてそのことに、最近ようやく気づいたのです。

年齢を重ねるというのは、ただ経験を積むことではなく、今の自分に合わなくなった価値観を手放していくことなのかもしれません。「みんなでいることが好き」だと思っていた私が、「一人が好き」と認めるまでには時間がかかりました。でも認めた瞬間、ふっと楽になりました。

人付き合いをやめるわけではありません。ただ、自分に合う距離感を選ぶだけ。それだけで、こんなにも生きやすくなるのだと知りました。

何十年経っても、自分のことは自分ではわからない。だからこそ、ときどき立ち止まって、自分の立ち位置や心地よさを見直すことが大切なのだと思います。

もしかしたら、私と同じように、昔の価値観を無意識に握りしめて、自分を少し苦しめている人もいるのではないでしょうか。

時代は変わっています。だから、自分も変わっていい。

今日はそんなことを、自分への反省も込めて書いてみました。この文章が、私と同じ気持ちを抱いている誰かに届けばうれしいです。

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