私の新しい挑戦
AIが当たり前のように使われるようになって、いろんなものの価値が変わってきたなと感じています。
特にわかりやすいのが、Instagramなどの動画コンテンツです。
今はAIを使えば、かなりクオリティの高い動画を自動で作ることができます。
以前なら時間をかけて撮影して、編集して、ようやく一本作っていたようなものが、AIによって短時間で、しかも大量に作れてしまう。
そうなると、当然ですが「動画を作れる」ということ自体の価値は下がっていきます。
質の高い動画が世の中に大量に溢れるようになれば、普通の動画を一本投稿したところで、そもそも見てもらえない。
今までなら「ちゃんと作った」「頑張って編集した」というだけで一定の価値があったものが、そうではなくなってきています。
これは文章も同じです。
ライターやプログラマーの仕事がAIによってなくなっていく、という話がありますが、私はある意味でその通りだと思っています。
少なくとも「文章を書くこと」や「コードを書くこと」だけを商品にしていると、これからはかなり厳しくなる。
けれども、ここで大事なのは、自分自身が商品を持っていて、それを売るためにライティングの技術を使うのであれば、その技術の価値はなくならないということです。
むしろ、そこを私はこれからもっと深掘りしていきたいと思っています。
私自身、普段はテキストで鑑定をする占い師をしています。
けれども、この仕事もあと1〜2年くらいで、大きく変わっていくのではないかと思っています。
テキスト占いだって、今はAIでかなりのクオリティの文章を作ることができます。
実際にAIを使って鑑定文を作っている人も、もう珍しくありません。
「私は人間が書いています」と言ったところで、それだけでは大きな付加価値にはならない。
人間が時間をかけて書いた文章と、AIが短時間で作った文章のクオリティがほとんど変わらないのであれば、「それならAIでいいじゃない」となるからです。
私自身、そこに気づいてからは、テキスト鑑定に今までと同じような時間や労力をかけ続けることに、あまり意味を感じなくなりました。
だから、この1〜2年で少し方向転換をしなければいけないと思っています。
そして、今私が取り組んでみたいと思っているのが、「話すこと」です。
これからは、どんな仕事をしている人にとっても、話す技術がかなり重要になってくると思っています。
AIによって、綺麗な動画がいくらでも作れるようになった。
だからこそ、逆に「人間が話している動画」に価値が出てくるのではないかと思うんです。
「あの……」「えーっと……」みたいな言葉が入っていたり、少し言い間違えたり、考えながら話していたり。
そういう、人間らしい部分が残っている動画のほうが、むしろ見たくなる。
完璧に作り込まれた動画が当たり前になればなるほど、完璧ではないものに価値が生まれる。
これは、これからかなり大きな流れになっていくんじゃないかなと思っています。
そして、文章についても同じようなことを感じています。
私は2018年、2019年頃からブログを書いたり、人に記事を書いてもらったりしてきました。
でも、あの頃と今では、ブログの使い方も、収益の上げ方も、かなり変わってきたと思います。
今のブログやInstagramは、それ自体で稼ぐというよりも、「自分のファンを作る場所」になっていくのではないでしょうか。
自分の商品やサービスがあって、それを知ってもらうために読んでもらう。
つまり、コンテンツそのものを売るというより、「この人だから買いたい」と思ってもらうための場所です。
文章の読み方も変わってきました。
昔はブログを書くなら、写真をたくさん入れて、段落を細かく分けて、章ごとにタイトルをつけて……という作り方が一般的でした。
けれども、私は最近、そういう記事をほとんど読まなくなりました。
そもそも、長い文章を読む人自体が少なくなっている。
だからこそ、文章を読む人というのは、逆に「ちゃんと読みたい人」なのではないかと思っています。
写真や装飾がたくさん入った細切れの情報ではなく、その人自身の言葉で、その人自身の考えが語られている文章。
読むのであれば、途中で細かく区切らず、その人の考えを最後まで一気に読みたい。
私は、そんな文章のほうが今は価値があると思っています。
AIが文章を綺麗にまとめてくれる時代だからこそ、「その人が何を考えているのか」「なぜそう思うのか」という部分が、これからもっと大切になってくる。
だから私は、今やっているテキスト占いを、自分自身の実験場にしてみようと思っています。
テキスト占いについては、これまでに十分稼がせてもらいました。
そして、これから先、今までと同じやり方では続いていかないことも、なんとなくわかっています。
もちろん、これまで私の鑑定を受けてくださって、ファンになってくださった方はいらっしゃいます。
そういう方からは、これからも少しずつご依頼をいただけると思っています。
けれども、新規のお客様を大量に集めるために、そこへ大きな労力をかけるつもりはありません。
それよりも、今あるものを使って、次に何ができるのかを試してみたい。
そこで、もう一つ今取り組んでいるのが、「今さらながらセールスライティングを極める」ということです。
これまで世の中には、占いを含めて、似たような商品がたくさんありました。
「3ヶ月後の未来を占います」
「恋愛について鑑定します」
こういった商品は、誰でも作ることができます。
だからこそ、これから重要になるのは、「何を売るか」だけではなく、「どうやって売るか」だと思っています。
同じような商品でも、伝え方によって売れ方は変わる。
そのセールスライティングを、自分自身の商品を使って実験してみたい。
実は、最近新しく「セルフブランディングの鑑定」という商品を始めました。
そこで、セールスライティングをかなり意識して文章を書いてみたところ、ちゃんと一件売れました。
もちろん、一件売れたからといって、何かを証明できたわけではありません。
でも、私にとっては十分に意味のある一件でした。
なぜなら、今のこの市場では、そもそも長い文章を最後まで読んでくれる人がかなり少ないからです。
読んでくれるのは、一部のファンの方や、本当に文章を読むことが好きな方くらい。
その中で、一件でも実際に商品が売れた。
だったら、これからはこういう使い方をしていけばいいんだな、と。
そう思ったわけです。
なので、これからそちらのブログでは、セールスライティングを使って、商品をどう売っていくのかを実験していこうと思っています。
そして、こちらのブログでは、その実験結果を書いていくつもりです。
「こういうふうに書いたら、こういう結果になりました」
「こういうことを試したら、こうなりました」
そんなふうに、実際に自分でやってみたことを記録していく場所にしたいと思っています。
これから読みたい本もたくさんありますし、セールスライティングの勉強もしたい。
実際にいろいろな施策を試して、その結果も見ていきたい。
なので、これまでよりこちらのブログを書く頻度は少し落ちるかもしれません。
けれども、AIによっていろんなものの価値が変わっていく今だからこそ、「人間にしかできないことは何なのか」「これから何に価値が残るのか」を、自分自身で試しながら考えていきたいと思っています。
またこちらも、たまに覗いていただけたら嬉しいです。

